10月6日(水)
昼過ぎには起きようと思っていたのに夕方前。これは世界が俺を眠らそうという意思に相違ない。すぐさま同人の印刷代を払いに銀行へ。遅めの昼飯はきのこのてんぷらうどん。モロゾフのプリンと、スーパーで食材を買って帰る。仕事をしようと思いきや、階段の上で見付けた黒い奴。屋内には置き型のコックローチ避けを複数設置してるので、間違いなく外部からの進入。デカいし。高速抜き足で新聞を丸め、位置があまりよろしくないが、逃げられないうちに一撃食らわす。確実に当てたはずだが、死体が見当たらぬ。気分はレッドホットチリペッパーを逃した康一。生死不明では夜も眠れぬ。猛スピードでスーパーにとんぼ返り、アースレッド購入し帰宅。家の構造上、2.5階、2階、1.5階、1階の順に設置し、上から焚いていく。1.5階に到達したとき、再び奴と遭遇。扉は閉めてたのに。背後から迫る煙、まだ間に合う!急いで新聞を丸め叩き落す。ひっくり帰って動かなくなったのでティッシュで掴もうとすると息を吹き返すコックローチドーパント。確実に殺さねばならない。確実に。高速に的確にティッシュで潰す。確実に殺すためにありったけの圧力をかけ、身体を四散させる。これなら死んだろう。迫る煙。心なしか眼が痛い。咽喉もおかしい。おや、視界が白いぞ…。死骸を処理し、残りのアースレッドを設置、家から退散する。現在午後7時、ココスへ逃げ込む。取るものも取り敢えず家を出たので、所持品は外ネームセット、PSPけいおんとモンハン)、猫物語くるねこ6巻。なんでだ。ドリンクバーを注文し、猫物語を読む。しかし時間帯的に飲み物だけで長時間居座るのは居心地悪し、外ネームのタイミングでもない。なんかペレットで焼くハンバーグとAセットを頼む。さっきうどん食ったのに。全部奴のせいか。午後8時半、妹から「家入っちゃったよ(かおもじ)」みたいなメールがきたので「天さん さよなら」と返しておいた。2時間は入るなと言っておいたのに。妹から着信。「クモが!なんかでっかいクモが!なんか踏ん…ぎゃああああ!」面倒くさいから切った。午後9時半、家に入るとしゃがみこんで窓を凝視しているおバカの子。クモが逃げないように監視していたらしい。1時間も。捕まえろよ。クモなんて、どうせ豆ほどの身体に長い足の、よくトイレとかに出る類だろう?そんなもん、ティッシュでパパっと…ん?なんだこのカニみたいな奴。窓に張り付いてる黒い影に近づくと、そこには太い体躯の毛ガニみたいなクモ。あれですか!?タランチュラとかセアカゴケグモとかそういう系の奴ですかーッ!?こんな奴、外でも見たことねえよ!ティッシュなんかで掴めないよー怖いよー。しかしアースレッドが直撃していたのか瀕死の様相。虫取り網で捕まえるとドブに投げ捨てる。捨てるときの網にかかる質量が半端ない。これクモじゃないよ、南米とかで珍味として食べられたりする奴だよ…。うちは昆虫館か。一息して窓を開けるも、アースレッドの残滓が半端ない。咽喉が!お前いつになったら解消されるんだよ。俺の部屋真っ白じゃねえか。もうやだー。掃除機かけて風呂に入る。今日はもう2回も外食したので飯はいらない。午前1時。印刷所に送る原稿を見直すと、可愛くないコマがいっぱい。P4ってもう2年も前のだし、本当に需要あるのかこれ。あまりにも気になったので、ほとんどのページに修正を加える。原稿をCD-Rに焼き、申込書をまとめる。結構時間食ってしまった、ようやく仕事。結局本日の進行はペン入れ2ページ。奴のせいで何にも出来てねえ。バーカバーカ